N1 EXEC MEETING / 2026-04-27

AIエージェント養成プロダクト
方針決定MTG アジェンダ

DATE
2026年4月27日(月)
DURATION
120分
FACILITATOR
髙橋 悠(取締役COO)
PARTICIPANTS
幹部9名
1 目的・ゴール
PURPOSE|目的

事業視点からプロダクトの方向性をディスカッションし、

今後の方向性を定める

GOAL|ゴール

アイデアを発散させたうえで、

PoC設計5要素がフィックスされている状態にする。

CEO奥山 幸生
COO髙橋 悠
CHRO米澤 浩明
SNS小林 日向
Funnel大川 百奏音
FS柳沼 健太郎
IS岩谷 優太
CS神門 慶次
Seminar合田 直人
PART 1
髙橋からの問題事項の共有
ここから先(セクション2〜8)は、髙橋が現時点で抱えている課題認識・仮説・論点の整理。あくまで一旦の問題事項の共有であり、決定事項ではない。これらをディスカッションの土台として、PART 2 で方向性を決めていく。
2 中心命題
CORE THESIS

戦略全部を変えるか、商品形式を変えるか

これまでの商品(稼ぎ層)と、これからの商品(スキル層)では、顧客ニーズの抽象度が決定的に違う。
集客→教育→販売の戦略すべてを再設計するか、もしくは商品形式そのもの(買い切り→サブスク)を変える必要がある。
ズレたまま進めると、全然売れない可能性がある。
3 ニーズの抽象度の違い
これまで(稼ぎ系) これから(スキル系)
ニーズ明確(月100万欲しい/今0円)ふわっとしている("使える"の基準が人で違う)
asis-to-be言語化しやすい言語化しにくい
顧客層の同質性高い(似た人が集まる)グラデーションが大きい
GAPの見せ方事例で「なぜ稼げるか」を示す顧客の現在地を一緒に言語化 → to-beを魅力的に提示
セールスに必要な力営業手法だけで売れる営業手法 × AI専門知識 × 言語化力
商品形式との相性買い切りでも成立サブスク/網羅型のほうが合う可能性
4 3つの核心仮説
仮説 A

商品形式の話

抽象的ニーズには「サブスク」のほうが本質的に合う可能性がある。買い切りで売るなら、集客→教育→販売の全部を別物に変えるという共通認識が必要。

仮説 B

セールス能力の話

スキル系を売るには「営業手法 × AI知識 × 言語化力」の3点セットが要る。今のセールス組織にこの3点を満たす人はあまりいない可能性が高い。

仮説 C

コンテンツ形式の話

スキルにはグラデーションがあるから、「ここからここまで」の限定型より「網羅的にカバー、最新もある」型のほうが売りやすい可能性がある。(→ サブスク仮説とつながる)

5 論点①〜⑦(前提:レイヤー1)
論点 01

商品形式|買い切り vs サブスク

  • なぜサブスクのほうが売れる可能性があると考えるか
  • 買い切りで売るための条件は何か(集客→教育→販売の何をどう変えれば成立するか)
  • ハイブリッド(道場+サブスク)の現実解はあるか
  • 既存事業との相性/カニバリリスク
論点 02

営業手法の再設計|「明確GAP訴求型」から「状態可視化型」へ

  • これまで:明確なGAP(0円→100万)を見せて事例で売る
  • これから:顧客の現在地を一緒に言語化し、to-beを魅力的に提示
  • ヒアリングと言語化が中核業務になる
  • 商談スクリプト・ヒアリングシート・ロープレが全く別物になる必要
  • 「魅力的なto-beの見せ方」をどう型化するか
論点 03

セールスの能力定義と組織能力

  • 「営業手法 × AI知識 × 言語化力」をどこまで標準化できるか
  • 今の組織でこの3点を満たすセールスは何人いるのか
  • 持っていないセールスを底上げする手段(ペア商談/AIアシスト商談/ロープレ/教育カリキュラム)
  • 全員に持たせるのか、上位層だけに持たせて分業するのか
  • AI推進室(井口さん)の巻き込み可能性
論点 04

リードのグラデーション問題

  • 今集まっているリードのリテラシー分布はどうなっているか(仮説:バラバラ)
  • どの層が売りやすく、どの層が売りにくいか
  • 仮説:リテラシー中位が最も売りにくい(少し分かるからこそ道場の価値を感じにくい)
  • リテラシー別に商品をぶつけ分けるべきか
  • 同質なリードが集まれば「同じヒアリング・同じ魅せ方」で売れるはず → 同質化させる集客側の工夫はあるか
論点 05

コンテンツ形式|限定型 vs 網羅型

  • 「ゴール明確の限定型」と「網羅的に最新までカバー型」のどちらを取るか
  • 網羅型は本質的にサブスクと相性がいい(→ 論点①と直結)
  • リピート購入や継続率を考えると網羅型優位の可能性
  • ただし限定型のほうがセールスは売りやすい(合田案:コース分け)
  • 制作リソース・更新運用との整合性
論点 06

集客の質

  • 「πが大きい」ことと「集客しやすい」ことは別物 → どちらが本当に成立しているのか
  • 53件予約という事実は、πの大きさを示しているのか集客しやすさを示しているのか
  • 訴求軸(スキル向上)が刺さっているのか、無料トライアルだから集まったのか
  • リテラシー別に集客導線を切り分けるべきか
  • 「これまで」とのリードの質的な違いはあるか
論点 07

PoC検証設計

本日の議論で「何を確かめるためのPoCか」を握る。髙橋が挙げた検証3つを軸に:

  1. 能力を持つセールス vs 持たないセールスの差分(結果と感覚の両方)
  2. 集まっているリードのリテラシー分布の言語化(偏りの有無、層別の売りやすさ)
  3. このニーズのリードは本当に集客しやすいのか(πの話と分けて検証)
→ これらをいつまでに、どう測って、何を判断材料にするか
→ KPI設計と判断ライン
6 レイヤー2|これからのターゲット内での2分類
LAYER 2

「これから(スキル向上層)」のターゲットは、さらに2層に分かれる

レイヤー1を踏まえたうえで、これからのターゲット内には学習スタイルの違いから2層が存在する。両方の層にサービスを提供できる状態を作れないか、というのが髙橋の問題意識。

▼ 主体的に学べる層(サブスク向き)
学習スタイル
主体的・能動的に学べる、地頭・勘所がいい
必要なもの
「情報の精査」と「いつでも見られる価値あるコンテンツ」
ゴール状態
サブスクから自分で学んで自分で活用できる
買っているもの:「ある程度の情報の精査」+「主体的に学びやすいプラットフォーム」
▼ 直接プロから教わって伸びる層(道場向き)
学習スタイル
メディアだけでは分からない/時間がない/難易度が合わない
必要なもの
プロが隣にいて、できるようになるまでサポート、一緒にやってみる
ゴール状態
教えてもらって初めて使えるようになる
買っているもの:「かなりの情報の精査」+「自分のために教えてくれる環境」
7 論点⑧〜⑪|2分類を踏まえた追加論点

レイヤー2(2分類)を前提に置いたときに、新たに浮かぶ論点を追加する。

論点 08

2分類仮説の検証

  • そもそもこの2層に明確に分かれるのか/グラデーションなのか
  • 各層のターゲットサイズ(市場の大きさ)はどう違うのか
  • 顧客は自分がどちらに属するか自覚しているのか
  • 自覚がない場合、セールス側で見抜く必要がある
論点 09

2分類それぞれへの商品マッチング設計

  • サブスク向き層 → サブスクのプラットフォーム/網羅型コンテンツ
  • 対人向き層 → リアル道場/限定型コース
  • 両方を併存させるのか、片方に集中するのか
  • 併存させる場合、相互に行き来する導線(道場卒業 → サブスク継続など)はあるか
  • 既存事業のリソース・運用との整合性
論点 10

商談における2分類の見極め

  • ヒアリングで顧客がどちらの層かをどう判定するか
  • 判定基準の言語化(言葉のクセ/質問の仕方/自走経験/時間制約 等)
  • 判定後の商品提案フロー(同じ商談台本では対応できない)
  • セールス側の見極めスキルをどう育成するか
論点 11

2分類別のマーケ・集客戦略

  • どのチャネルからどちらの層が来やすいか
  • マーケコピー・訴求文言の出し分け(同じ訴求では両方は取れない)
  • どちらを優先的に取りに行くか/同時に取りに行くか
  • 既存の53件のリードは2層のどちらに偏っているのか
8 全体像
CORE THESIS
中心命題|戦略全部 or 商品形式を変えるか
LAYER 1
ニーズの抽象度の違い(既存 vs 新規)
3つの核心仮説
商品形式 / セールス能力 / コンテンツ形式
論点 ① 〜 ⑦
商品形式 / 営業手法 / 能力 / リード / コンテンツ / 集客 / PoC
LAYER 2
これからのターゲット内の2分類
▼ サブスクで伸びる層
▼ 対人で伸びる層
論点 ⑧ 〜 ⑪
2分類検証 / 商品マッチング / 商談見極め / 集客戦略
PART 2
方向性を決めるためのディスカッション
PART 1 で共有した課題認識・仮説・論点をもとに、ここから方向性を決めるディスカッションを行う。本MTGの目的はここで方向性をフィックスすること。本当にこのまま進めて問題ないのか、論点はどこまで事前に解消すべきか、検証の時間軸・商品・チームをどうするか、を順に議論する。
9 ディスカッション論点
論題 A

本当にこのまま今の状態で進めて問題ないのか?

PART 1で共有した課題認識・仮説に対して、全員の認識合わせを行う。進める/止める/一旦保留の方向性を握る。
  • 髙橋の中心命題(戦略全部 or 商品形式を変える必要がある)に同意するか
  • 「ズレたまま進めると全然売れない可能性」という前提に違和感はないか
  • このまま進めるなら、最大のリスクは何か
  • 進める前提に立つのか、一度立ち止まるのか
論題 B

論点はどこまで事前に解消する必要があるのか?

論点①〜⑪のうち、検証に入る前に答えを出すべきものと、検証の中で答えを出すもの持ち帰り/後回しでいいものを仕分けする。
  • 事前に答えが必要な論点はどれか(PoCの土台になる前提)
  • PoCで検証することで答えが出せる論点はどれか
  • 今は議論しない/後回しにする論点はどれか
  • 事前解消が必要な論点について、誰がいつまでに整理するか
仕分けの目安:論点①(商品形式の大方針)、論点⑨(2分類への商品マッチング)あたりは事前解消の候補。論点②③④⑥⑩などはPoCで検証する候補。
論題 C

論点をある程度解消する前提で、どう検証するか?

論題Bで「PoCで検証する」に振り分けたものを、実際の検証設計に落とす。検証ポイント・商品・期間・チーム・対象者の5つを決める。
  • どれくらいの時間軸で検証するか(2週間/4週間/6週間/3ヶ月 など)
  • どんな商品を検証するか(道場のまま/コース型へ変える/サブスクも含めるか)
  • 誰が実行するか(FS/IS/CS/AI推進室/セミナー の役割分担、責任者は1人決める)
  • 誰に売る/教えるか(リードのリテラシー帯/2分類のどちらを取りに行くか/件数規模)
  • 何を測れば判断できるか(KPI/中間レビューのタイミング/GO・NOGOの判断ライン)
10 本MTGの最終着地点

PoC設計の5要素を、本日この場でフィックスする

DECIDE 01|最重要
検証ポイント
何を確かめるためのPoCなのか。仮説の検証ポイントを言語化する。例:① 能力を持つセールスとそうでないセールスの差分/② リードのリテラシー分布/③ 集客しやすさ(πの大きさと別物として)/④ 2分類仮説の成立/⑤ 商品形式(買い切りvsサブスク)の反応差。これらの中から「今回のPoCで確かめるもの」を選定する。
DECIDE 02
検証する商品
何を検証商品とするか。道場のまま/コース型に変える/サブスクも入れるか/2分類別に複数を並走させるか。
DECIDE 03
検証期間
いつからいつまでやるか。中間レビューのタイミングと、最終GO・NOGOの判断ラインを設定。
DECIDE 04
検証チーム
誰が実行するか。FS/IS/CS/AI推進室/セミナーの役割分担を明文化。リード(責任者)を1人決める。
DECIDE 05
検証対象者
誰に売る/誰に教えるか。リードのリテラシー帯/2分類の振り分け/件数規模の母集団定義。
AIエージェント養成プロダクト 方針決定MTG / N1 Inc. / 2026-04-27